第一回全日本競技推手大会

7月17日に第一回全日本競技推手大会が開催されました。

第一回の名の通り、日本で始めての競技推手ルールに基づく大会です。

 

本大会に管理人を含め、こちらの推手会参加経験者が7名参加しました。

これはあとになって数えてみたのですが、結構多かったですね。

 

競技は本場の台湾では闊歩と定歩があるようですが、今回の大会では定歩のみの開催です。

定歩自由推手のルールは推手会でいつも行っているものほとんど同様ですが、「ゆっくり流れを感じて行い、一歩崩れたら終わり、力と力でぶつかったら止める」という部分が無いため、ころころ床に転がされたり、後ろに吹き飛ばされたり、前方に引き抜かれたり、力での押し合いがあったりしました。

出てみた個人的な感想ですが、推手練習の腕試しの場として良いなと感じました。推手練習で得た技術と太極拳の技がそのまま使えます。ただ、競技推手だけを目的に練習をすると太極拳とは違う方向に行ってしまうリスクも感じました。

推手はゆっくり行うことにより、相手と自分の動作と反応を身体に刻み込み、感覚と動作を身体に定着させます。いざというときに考えることなしに反応できるようにする練習と認識しています。

そのため、普段は柔かく練習を行い、たまに勝負を賭けて行う。このバランスが大切と感じました。

 

推手会参加経験者の成績は下記の通り。

 ・優勝…2名

 ・3位2名

 ・敢闘賞1名

 

次回の推手会は7/21(木)です。

来年のために備えましょう。