第69回推手会

第69回目の推手会でした。

期末の繁忙期か、花粉による影響か、

本日の参加者は三名。

 

久しぶりに少人数でしたが、

レギュラーメンバーなので、自由推手をいつもより激しめに延々と行いました。

軽く靠・擒拿もありで、かなり白熱し、非常に良い汗がかけました。

 

年末に腰を痛めたのですが、

それ以来、推手の練習時は無理に踏ん張らないように練習時に靴を履くのを辞めて靴下で練習しています。

最近それが非常に良い練習になっていると気づきました。

相手の力の影響をうけずに流すことができればあまり力がいらないので、靴下でも十分いけるんですね。逆に相手の攻撃をモロに食らうと簡単に動かされてしまいます。

 

◆今日の一推

相手のゆとりを無くすということは大切と考えています。

相手の関節の可動域のゆとりをなくすことで、相手の動きを封じることが出来ます。

関節のゆとりがなくなると、相手から受ける力の逃がし先がなくなり、相手の攻撃を受けてしまいます。

 

どうやってゆとりを無くすかを考えることが大事です。

 

回転して逃げる相手には、先回りすると追い込んでゆとりをなくすことができます。

擒拿は関節を攻撃する技ですが、ゆとりを無くす手段の一つでもあり非常に有効な一手と考えます。危ないので気をつけて研鑽しましょう。